マルチスペクトル複眼カメラ

Multi-Spectrum TOMBO(Thin Observation Module by Bound Optics)

お知らせ

2023年7月 PiTOMBO-HQPiTOMBOに名称を変更しました PiTOMBOのカタログはこちら

2023年1月 4眼構成のマルチスペクトル複眼カメラPiTOMBO初代の販売を終了いたしました

2021年6月 PiTOMBO-HQ(MPL)マルチ偏光複眼カメラを発表しました

2021年5月 PiTOMBO 高性能版の販売を開始しました(現行品)

現在のPiTOMBOと初代PiTOMBOとの比較表はこちら

PiTOMBOのサンプルを貸出可能です → 貸出のお問合せはこちら

PiTOMBO(MPL)マルチ偏光複眼カメラの資料はこちら

複眼カメラとは

複眼カメラの構造 1つのイメージセンサに対して複数の撮像レンズを配置し、
マルチカメラを構成、レンズは短焦点化
複眼カメラの用途 様々な多次元画像を同時に取得
例:自由で多波長なマルチスペクトル撮影

マルチスペクトルカメラの具現化方法

ハイパースペクトルカメラ (高い波長分解能↔大型化)
フィルタ入れ替え方式 (高自由度↔低速)
マルチカメラ方式 (高自由度↔複雑化)
マルチスペクトルフィルタイメージセンサ方式 (既存光学系流用可↔低自由度)
マルチスペクトル複眼カメラ方式 (高自由度・既存カメラ流用可・薄型)
マルチスペクトルカメラの具現化方法
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様々な展開可能性

マルチスペクトル複眼カメラ構造

PiTOMBOとは

PiTOMBO(パイトンボ) = PiCamera(パイ) X TOMBO(トンボ)

PiTOMBO(パイトンボ)は、ラズベリーパイ用カメラ PiCAMERA 高性能版をベースとした4眼複眼カメラです。

(注)TOMBOは複眼カメラの愛称、複眼カメラは大阪大学発の多レンズ・1センサ・多目的カメラ技術

PiTOMBOは、弊社発明による独自の複眼光学系精密製造組立技術を利用しています。(特許第7341838号(P7341838)他)

ベースとなるPiCAMERAは1200万画素となります。

PiTOMBOの特徴

「特徴」

1つのカメラで4種類の異なる撮影条件の画像を1枚の画像として撮影できます。

5タイプ:RGB4眼~近赤外とRGB組み合わせ~近赤外4眼、様々な応用展開が可能です。

マルチスペクトル撮影、個眼間視差活用、個眼間時間差活用、マルチ偏光撮影など使い方は様々。

使い易いラズパイ環境をそのまま活用でき、システム展開が容易です。

個眼画素数が300万画素、自由度大(フィルタ波長・撮影距離)。

PiTOMBOの外観

PH4V1N3

PiTOMBOでの撮影画像

PH4V1N3(撮影距離20cm)

PH4V1N3(撮影距離20mm)

PiTOMBOの導入例

導入例として、生体計測関連・精密農業関連・FA・各種基礎研究用途などで使用されています。

PiTOMBO以外の複眼カメラの導入例

8K放送機器への応用

国際画像機器展2018参考出展(アストロデザイン株式会社様展示ブース)

8K放送用Super35mmセンサによる16眼マルチスペクトル複眼カメラ

Super35mmセンサ搭載カメラ+16眼マルチスペクトル複眼光学系 2018年

特徴:16個眼同時並列出力+FullHD高精細個眼像

8Kカメラ:アストロデザイン株式会社製

精密農業への応用

2018年 国際農業機械展2018(帯広)出展(AIRSTAGE社様ブース)

ドローン搭載1インチ12M画素RGBカラーカメラ+6眼マルチスペクトル(RGB+5波長)複眼光学系

株式会社AIRSTAGE・(株)アサヒ電子研究所共同開発

JST-SCORE2017 助成研究

1/2インチ白黒センサ使用カメラ基板+9眼マルチスペクトル(8波長)複眼光学系

大阪大学大学院情報科学研究科谷田教授&(株)アサヒ電子研究所

専用ドローン開発協力:エアロジーラボ株式会社 2017~18年

PiTOMBO掲載記事紹介

マルチスペクトル複眼カメラPiTOMBO 展示会紹介パネル(OPIE2019)

大阪大学の新技術紹介ページ

オプトロニクス社ニュースサイトでのOPIE2019出展紹介記事

日本経済新聞記事「複眼カメラで作物の生育把握」